こるせっと

ぐっ
と押さえつけられることは快感をもよおす。

ただ性急すぎたり、きつすぎるのはダメだ。

からだが悲鳴をあげる。

締め上げることを第一目標にするのもだめだ。

愛がなければ形がずれる。


さて、社会は拡大した個人でもある。

紐を性急にしめあげすぎではないだろうか？

きちんと形に沿わせることに手抜きはないだろうか？
しめつける対象に愛はあるだろうか？

ベッド

横になりましょう。
目を閉じましょう。
夢をみましょう。
空をとべます。

りんご

わたしを信じてくれますか？

信じてくれるなら、赤い血を流しましょう。

信じないなら、赤い舌をだしましょう。

わたしを信じてくれますか？

ここに真実なんてありませんよ。


悪魔が人間の似姿をとるのはさびしいからです。

神が人間の似姿をとるのはさびしいからです。

人間がいまある姿をもっているのは、傲慢だからです。

るるるてん

ながれる。
今日はすぎさってあしたになる。

100年後にはだれもいきていない。

いま幸せになってください。


ゆっくり深呼吸をして、愛するひとのために祈りましょう。


愛するひとがいないなら、100年後を思って祈りましょう。

100年前、孤独な誰かがあなたのために祈っていました。

100年後、孤独なだれかにあなたの祈りが届きます。

エンデ

遊戯はその本質においてモラルをもちません。

アンドレ・ブルトン

不思議なものはいつも美しい。いや、不思議なものだけが美しいとさえいえる。

千利休

よくぞ来た
永遠の剣よ
仏陀を貫き
達磨をも貫いて
お前はお前の道を切り開いてきた

しりたい

しりたい。
ただそれだけでいきているんだ。

しんぼる

かれらはなかなかお友だちが作れない。

ちがう指向性をもっているからだ。

そもそもお友だちを欲しがらない。

純粋だからだ。

やさしさは不純であり、気遣いは欺瞞だ。

澄んだ世界の住民はわがままだ。

そりゃもう人間では付き合えないくらいだ。


だから遠くから語る。

それが神話だ。

神話の世界にあこがれるのは健全だ。

神になろうとするのは不健全だ。
人間としてのまとまりが崩壊する。


それでも神になろうとするならそれでもいいかもしれない。

理解者も得られず茨道をすすむ覚悟があるのなら。


遠くから眺めて語り草にしようじゃないか。

ただ傷ついた表情はみせないでいただきたい。


傷つくくらいなら帰ってくればいいのだ。

ここにいたくないらいってらっしゃい。常に強気な態度は崩さぬように。



もう引き返せないくらい。
豆粒にみえるくらいに遠くにいったのならば、君はシンボル化に成功したといえよう。

ざ・わーるど

くるくるくるくる世界がまわる。
そりゃもうめまぐるしくって大変！！

くるくるくるくる世界がまわる。

お腹がすきいたの。
ごはんがたべたい。

ごはんがなければ木の根だってかじりたい。

いきたいから！

くるくるくるくる世界がまわる。
まわる世界につかれて眠たい。

ふかふかベットで眠りたい。
ベットがなければ落ち葉に埋もれてだって眠りたい。

いきのびたいから！


貧しくても裕福でも、
若くても老いていても、
健康でも瀕死でも、


みんないっしょさ。
十分に生きたい！


だれに迷惑かけてもいいじゃない。
どのみち因果はめぐりくる。


正義は循環。悪は停滞。